歯科医院・歯医者のホームページ制作・ホームページ作成のコムネットです。SEO対策よりも大切なことは何か?を説明しています。

キーワード選びが大切です。 情報を鵜呑みにすることは危険です。 順位にこだわりすぎない。 “コンテンツを増やすことが、本来のSEO対策です。

SEO対策よりももっと大切なこと

本来のSEO対策とは、検索順位を上げるだけのものではありません。

現在、多くのホームページ制作会社(特に歯科界)では、「万全のSEO対策!」「1ページ目表示をお約束します!」などと、SEO戦国時代とでも言わんばかりにSEO対策のアピール合戦は激しさを増しています。
お問い合わせいただく先生方にも必ず質問されるように、その認知度は上がっています。

ホームページは「上位表示されなければ意味がない。」とはよく言われることですが、「内容が無ければもっと意味がない。」と言えるでしょう。情報がありそうと期待してホームページを開いたのに、内容が無かった時のガッカリ感はありませんよね。結果、そのホームページは2度と見られることはないでしょう。

多くの制作会社やコンサルタントの言っている、内容やコンテンツを無視した、上位表示させるためだけのSEO対策に、多額の費用をかけることは本当に必要なことなのでしょうか?

そのSEO対策は、患者さんのためになっていますか?
そして、歯科医院のためになっていますか?

コムネットの考えるSEO対策は、一般に認識されているものとは少し違います。

キーワード選びが大切です。

既にご存知とは思いますが、SEO対策とは、GoogleやYAHOO!などの大手検索エンジンでキーワード検索した際に、「上位表示させるテクニック」といった意味で広く知られています。

検索結果ページに上位表示されたほうが見られる機会はより増えますし、順位が低ければ見られる機会は少なくなります。これは、ほぼ間違っていません。
では、どのようにすれば上位表示の可能性を広げることができるのでしょうか?

それは、適切なキーワードを選定することにより左右されます。
キーワード選びは、SEO対策の中でももっとも重要な作業の一つと言えるでしょう。

患者さんはどのようにして検索をしているのでしょう?

例えば、市内のフレンチレストランを調べたい場合に、「フレンチレストラン」というキーワードだけで検索してしまっては、全国各地のフレンチレストランが検索結果として表示されてしまいます。検索エンジンとしては正常な結果なのですが、これでは探しようがありません。

ここで重要なのは、ほとんどの方の検索方法である「複合キーワード」を考慮する必要があると言うことです。

新宿区にお住まいの方であれば、「新宿 フレンチ」や「新宿区 フランス料理」などのキーワードで検索することで、検討可能な情報まで絞り込むことができます。さらに「激安」などのキーワードを追加していくことで、より詳細な情報を検索することができます。
つまり、歯科医院を検索する患者さんにも、このような傾向を意識する必要があると言うことです。
(潜在的な患者さんが直接医院名で検索することは、ほとんど無いと言えます。近所の歯科医院で既に来院を考えている方や、口コミで調べている方などであれば有り得るかと思われます。)

どのようにしてキーワードを設定していくのでしょう?

「歯科」や「インプラント」などのキーワードは“ビッグキーワード”と言われ、検索エンジンでの月間検索数が数千件・数万件を超えるようなキーワードになります。ですから、これらのキーワードで時間をかけてホームページを最適化することは、あまり得策とは言えません。
また、これらのキーワードだけに絞ってしまうことで、順位変動が起こった場合には、アクセスが大幅に落ちてしまいます。

そこで、“スモールキーワード”による組み合わせを検討していくことになります。

  • 地域名 : (区、市、町)
  • 歯科医院 : (名称)
  • 治療法 : (歯周病、インプラント、矯正歯科)

などの組み合わせは、もっとも多く検索される複合キーワードのパターンになります。これに併せて力を入れている治療法やターゲットとする年齢層に合わせた設定を行います。
もちろん近隣の歯科医院と競合するキーワードになり得ますので、よりニッチ(絞り込んだ)なキーワード設定を行うことで、他医院との差別化が可能になります。

このように、キーワードを意識した作り方をしていくことで、上位表示の可能性が高くなるのです。

キーワードは独り占めできません。

上記のような方法で、競合するその他の数え切れない歯科医院ホームページが上位表示を目指している中で、関連するどのキーワードでも上位表示されることは、現実的ではありません。
大きなコストをかけられるなら別ですが、できるだけコストを抑えるためにも、「医院として何を打ち出したいのか」を制作前の段階から検討することが必要です。

情報を鵜呑みにすることは危険です。

現在、過剰に発せられている情報を鵜呑みにされて、

  • とにかく1ページ目に表示されれば患者は来る。
  • 2ページ目以降は見られないと聞いた。

などという言葉をよく耳にします。
しかし、本当にそうでしょうか?

先ほどのフレンチレストランの件で考えてみますと、

  • 検索結果1ページ目の10軒には、おいしそうなレストランが一つもありませんでした。
  • しかも高くて遠い場所です。
  • でも、仕方がないのでその10軒の中から行く店を決めました。

なんてことをしますでしょうか?

よほどの面倒くさがり屋さんならわかりませんが、普通ならしませんよね。
料理金額場所シェフ雰囲気など様々な要素で、気になる数軒の中から吟味して、一番行きたいお店に行くと思います。

ですから、そこに欲しい情報が無ければ、5ページでも10ページでも探す方は探すでしょうし、それでも見つからない場合には、検索キーワードを変えてまた探します。

このようなことからも、「2ページ目以降は見られない」なんてことは、まずあり得ないと言えるでしょう。

順位にこだわりすぎない。

ホームページを運営していくうえで重要なことは、順位にこだわりすぎないことです。

検索エンジンは日々進化しており、数ヶ月ごとに大きな順位変動が起こります。
例えば、昨日までは検索結果1ページ目だったホ−ムページが、3ページ目、5ページ目に落ちるということは少なからずあることです。

何故そのようなことが起こるのかと言いますと、検索エンジンは順位を変動させることで、正常であろうとしているからです。

つまり、いつ検索しても常に同じ情報ばかりを表示するようでは、新しくてより有益な情報が溢れ更新されるネット社会で、ユーザーはそれらの有益な情報を得にくくなってしまいます。
検索エンジンは、ユーザーからの評価を下げるわけにはいかないのです。

ですから、順位の変動に対して一喜一憂し、その度に対策を練ることは得策とは言えません。

本来のSEO対策。

そのような作業に時間と費用を費やすのであれば、新たな内容のページやコンテンツを追加制作することのほうが何倍も効果的です。

SEO対策費と時間を有効活用し、提供できる情報を増やしていくことが患者さんのためになり、歯科医院にとってもページやコンテンツそのものが財産となります。

この行為こそが、本来のSEO(Search Engine Optimization)なのです。

コムネットはこのような考え方を根本にして、ホームページ制作を進めています。

コンテンツを増やすことが、本来のSEO対策です。

前述の通り、コンテンツ(ページ)は増やした分だけ、歯科医院の財産として残ります。

症例写真の追加はもちろん、一つの治療に対して深く掘り下げたページ、設備の特徴や使用の流れを説明したページ、イベントの紹介ページ、など何でも良いと思います。
インターネット上にページを増やしていくことは、検索されるであろうページ数を増やすことになりますから、SEO対策に繋がらないわけがありません。

コンテンツ量が変わらないまま上位検索を目指すのか、コンテンツ量を増やしながら上位検索を目指すのか、最終的にどちらが有利になるかは明白でしょう。

大切なことは何か。

日々の診療の傍らでコンテンツを考えていくことは、なかなか難しいことかもしれませんし、とても地道な作業を続けていかなければなりません。しかし、中身の濃いページを少しずつでも増やし続けていくことが、最終的には増患に繋がると考えております。そして、それしかないと断言できます。

歯科医院のホームページは物販・通販サイトとは違って、商品の在庫数や価格で競争しているわけではありません。患者さんが欲している情報を提供しないことには先には繋がりません。

どれだけお金をかけて上位表示を目指しても、院長の考えや実績、どのような歯科医院なのかなど中身が伴わなければ、患者さんは来てくれません。
逆に、どれだけ下位表示であっても、患者さんの探す情報とマッチさえすれば、必ず患者さんは来てくれます。

「順位は良いのに来院数が増えない。」

ということに陥る前に、何が本当に大切なのかを、一度考えてみましょう。

お問い合わせフォーム
資料請求フォーム
ページの先頭へ
歯科医院 歯医者のホームページ制作ならコムネット ITメデイア事業部 担当 永田・吉田・土田
Copyright (c) 2010 COMNET Co., Ltd. All Rights Reserved.